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人材開発支援助成金(旧キャリア開発促進助成金)

平成29年4月1日からキャリア形成促進助成金は「人材開発支援助成金」と名前が変更となりました。変更点はいくつかありますが、その一つとして、労働生産性の向上により助成率等を引き上げるというものがあります。
(厚生労働省ページ)

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html

労働生産性が向上している企業については、助成率または助成額を引き上げることができる

 

 

労働生産性゠

 営業利益+人件費+減価償却費+動産・不動産賃借料+租税公課

雇用保険被保険者数

 

この計算式で、分子は「付加価値」を表しています(加算法)。これは、企業が生み出した価値のことで、別の計算をすると次のようになります(控除法)。

 

付加価値=売上高-仕入れや外注費などの外部調達費用

 

従業員に対する付加価値の割合が、一定の期間で要件をクリアすることで、助成率や助成額を引き上げてくれることになりました。

 

人材育成・開発のための取組みは、その効果測定が困難であり、

「何をもって成果ありとするか」については単純ではありません。

 

今回の変更により、効果測定の一つとしての労働生産性の向上が助成率等にプラスの影響を与えるということになり、本気で取り組む企業に対してはより多くの助成をしていく準備があるという方針を打ち出したものととらえることができます。

 

人材開発支援助成金の活用が、セルフ・キャリアドックとあいまって、継続的な企業の取組みとなるようにキャリアコンサルタントとしてお役に立てればと考えております。

 

一度ご相談ください。

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